2024.01.21 13:241月「お楽しみDay」1月のお楽しみdayは参加者5名、うち2人は図書室に初めて来てくださる方でした。読み聞かせのスタッフは、参加者の様子を見てお話を選べるよう2つくらい候補を持ってくるのですが、この日は参加者の男の子のリクエストに応えることになりました。「これ読んで」と選んできたのは「うみからきたちからもち」(作・神宮輝夫 絵・堀内誠一)という紙芝居。堀内誠一さんの絵本はいろいろありますが、このお話は初めてという大人も多いのではないでしょうか。24枚の紙芝居で少し長めのお話ですが、子供だけでなく保護者の方も見入って(聞き入って)下さったようでした。調べてみるとこの紙芝居、なかなかレア物のようです。図書室の紙芝居は玄関を入って階段下(階段からは立ち入り禁止です)に置いてあり...
2024.01.11 14:031月の「ふれあいブックカフェ」新しい年の最初の「ふれあいブックカフェ」を開催しました。新年早々に能登半島地震で被災された人々に思いを馳せながら、好きな本について語り合える時を持てることに感謝して始めました。本日、紹介された本は、①星野道夫「ノーザンライツ」新潮社 ②ジョン・クラカワー「荒野へ」集英社文庫 ③猪熊弦一郎「マチスのみかた」作品社 ④坂井希久子「妻の終活」祥伝社 ⑤真田正明「最高の一年」さくら舎 ⑥夏川草介「スピノザの診察室」水鈴社 以上の6冊。本の写真を撮るのを忘れてしまう程それぞれの方の語りに引き込まれてしまいました。①はアラスカを舞台にしたノンフィクション、スケールの大きさもさることながら、そこに住む人と外から入ってきた人の大地への価値観の違いに心を打たれるでしょう...