11月「ふれあいブックカフェ」を開催しました!
11月12日(水)お天気は良かったのですがこのところ急に気温が下がり寒い日にもかかわらず、本好きの女性7名が集まりました。そのうちのお一人は、隣町在住で自費出版をなさった著書を玉ちゃん図書室に寄贈くださる目的で初めて参加くださいました。
本日も床暖房の効いた快適な図書室で、紹介された以下の8冊の本をめぐり、それぞれの作者の意図や書かれた時代に思いを馳せ、笑いあり、感心したり・・・楽しい時間はあっという間で、気が付いたら30分も延長してしまいました。
【紹介された本】
* 前田知子 レッツ・エンジョイ!!自立生活 自費出版
「重い障がいを持ちながら、一人暮らしを始めたのはらさんの話」とサブタイトルにあります。お母さまがわが子を○○さんと書かれていることにまずハッとさせられます。20歳になって子育ても終わり一人生活を・・・という考え方にもドキッとさせられます。わが子の成長と共に紡ぐ当たり前の生活です。この当たり前をどうやって実現し、継続させているのか、親としての責任感や行動力(発想力・コーディネート力・受援力・体力・・・etc.)に圧倒されました。
著者の前田さんは、疲れなど微塵も感じられないとても溌溂となさっていて素敵なお母さまで、本中の写真で見るのはらさんも笑顔の素敵な女性です。私たちの街でこんな素敵な生活を営むことが可能なんだととてもうれしく思いました。
玉ちゃん図書室に寄贈いただきましたので、皆さん是非お読みになって下さい。またご希望であれば1冊5百円で購入も可能です。
* 阿川佐和子 アガワ家の危ない食卓 新潮文庫
本日集まったメンバーとほぼ年代を同じくする著者は阿川佐和子。同じく作家の娘であり檀ふみと交流、そして共に食に関する知見の豊富さや文章の表現の巧さへと話が発展し懐かしさと共に話が盛り上がりました。
* 小川洋子 海 新潮文庫 新潮文庫
7つの短編がつまっています。
* ハン・ガン 斎藤真理子訳 別れを告げない 白水社
著者は先ごろノーベル文学賞を受賞した韓国の女性作家です。済州島が舞台の話題作。
* 塩田武士 騙した絵の牙 KADOKAWA
大泉洋主演で映画化されたこれも話題作。
* カズオ・イシグロ クララとおひさま ハヤカワ文庫
翻訳本のためかチョッと読みずらさがある。昨年ノーベル文学賞を取った日系英国人の著書。
* 江國香織 ひとりでカラカサさしてゆく 新潮社
江國香織にしては、構成が複雑で登場人物が多い上に、場面展開が目まぐるしく、それぞれの名前と関係性を図式化して見ながら読まないとわからないので、読むのが大変だったそうです。
* 佐藤健寿 奇怪遺産3 エクスナレッジ (写真集)
北朝鮮のマスゲーム、アメリカのバーニング・マン、北極の少数民族ネネツ、日本の軍艦島をはじめ、幅広いジャンルの世界各地の奇妙な文化を収録した写真集です。とても大きな本で、しばらく図書室内で閲覧できますので関心のある方はご覧ください。
次回の「ふれあいブックカフェ」は、クリスマスを意識したプログラムです。モンゴル民話からスーホの白い馬の朗読とピアノ演奏のコラボレーションです。そして時間の許す限りピアノ伴奏で歌って今年の締めにします。皆様の参加をお待ちしています!
0コメント