本日は10月の「ふれあいブックカフェ」の日でしたが、朝日新聞のガイドウォークの企画で玉川学園の坂道を歩いて廻る方々が図書室にお立ち寄りくださいました。
坂道のポストカードをお渡し、図書室のメンバーの1人でありポストカードのイラストを描いた河原井さんからそれぞれの坂道の説明や名前がついた由来のお話をさせていただきました。普段何気なく(むしろ苦しみながら)歩いている坂道を、その街の魅力として発信するお手伝いが少しでもできたなら良かったです。
生憎の雨の中の散歩ですが、図書室で温かいお茶を飲んで休憩していただき、また次なる坂道を目指して行かれました。
皆さんを見送って改めて本の紹介を始め、今日紹介された本は6冊。
・太宰治「津軽」一般的に太宰治は暗いイメージがあるけれど、太宰の違った一面を感じられる作品
・椰月美智子「緑のなかで」双子の大学生の親子の関係を描いた作品、大学生の頃の気持ちを思い出させてくれた
・辻村深月「この夏の星を見る」コロナ禍の制約の多い一年、コロナのせいでつらく悔しいこともあったけど、この時期だからできたこと、出会いがあったことを描いた作品。
・浅田次郎「母の待つ里」方言が優しく、母と子の関係をしみじみ感じさせる作品
・坂本直行「山・原野・牧場」六花亭の包装紙を手がけた作者の画文集。その自然と共に生きる姿の凄さを感じさせる作品
・「ウィッキーさんのワンポイント英会話」若かりし頃仕事で英語が必要だった紹介者が実際にウィッキーさんに英語を習った思い出と共に紹介
ここでは紹介しきれませんが、皆さんがなぜこの本を紹介したいと思ったのか、本を読んでの感想と話はつきませんでした。
広報担当者は久しぶりの本の紹介のブックカフェに参加しましたが、新たな本との出会いは楽しいものですね。
11月のふれあいブックカフェは11月13日(水)10:30〜 本の話をしましょう。
特別企画:
11月7日(土)13:30〜14:30
講演会:災害ボランティアの話を聞こう「できる人が できる時に できる事をする」です。
実際の活動のことや、課題などのお話を伺います。
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