6月のふれあいブックカフェを開催し、15名の参加でした。今月は「リュウリエンレンの物語」(茨木のり子作)を新垣茂子氏に朗読いただきました。中国人の主人公リュウリエンレンが日本に強制連行され、捕虜として北海道で非人間的な扱いで労働をさせられて、そこから脱走を図り極寒の地北海道で14年間生き延びて、生まれ故郷に帰還する迄の壮絶な生き様を約40分間朗々とお話しくださいました。主人公の生きる力は戦争のもたらす愚かさを圧倒し、またリュウリエンレンが帰還後再び北海道を訪れ、北海道の人たちと交流もしたと聞き、人間の持つ強さと柔らかさに感動させられました。同時に今世界中で起きている戦争に思いを馳せ、平和を心より祈りたい気持ちにさせられました。新垣様ありがとうございました。
7月は、読んだ本の紹介です。どんなお話が飛び出すか楽しみです。本の紹介をしても、しなくてもきっと新しい発見があるはずです。皆様のご参加をお待ちしています!
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